私たち夫婦はそれぞれの部屋はつくっておらず、家にいる時のほとんど時間はリビングダイニングで過ごします。
リノベーション後お友達や家族をよんでホームパーティーもしたい!という夢もあったので、リビングダイニングは広さにはもちろんインテリアにもこだわりました。
リビングのテレビ側の壁にはブルーグレイのアクセントカラーにし、構造上取り除けなかった壁についた柱には天井までタイル張りにしてもらいました。
とってもお気に入りの壁のこと、タイル張りの柱のことをご紹介します。
リビングの壁の素材はオン ザ ウォールは色はブルーグレイです
我が家の壁はほとんどが白ですが、一部色を変えています。(天井も白)
リビングの壁のアクセントカラー
リビングは一面だけブルーグレイにしました。
リビングダイニングの中では一番広い面の壁なので、結構インパクトがあります。
一面だけ壁の色を変えることを「アクセントカラー」と呼ぶそうです。
このアクセントカラーはリビングだけでなく寝室、トイレにも採用をしました。
リノベーション前は全面「白」の壁でした。
シンプルでインテリアのアレンジも効きやすいので基本は「白」にする方が多いと思いますが、私のように自分のインテリアセンスに自信のない方はこの「アクセントカラー」がとってもおすすめです。
私も基本的にはシンプルなインテリアが好きであまりごちゃちゃしたインテリアより、すっきりとさせたかったので、壁の色は「白」以外あまり考えていなかったのですが、天井も壁も白ってちょっとシンプルすぎる?と思い、旦那と相談してアクセントカラーを取り入れることにしました。
おしゃれなインテリア雑誌や施工事例をみていアクセントカラーってとても素敵!とどんどん魅了されていきました。
海外ドラマにでてきていたアパートメントや一軒家のような雰囲気にもなります。
落ち着いた雰囲気のリビングにしたかったので、色はグレイ系がよいかなと思っていたのですが、家が暗く見えてしまうのも避けたく、ブルーグレイという理想的な色に出会いました。
壁の素材はオンザウォール
ちなみに、我が家のリビングダイニングの壁の素材はクロスではなく「オン ザ ウォール」という塗り壁です。
「オン ザ ウォール」は施工会社さんから提案をされた素材で、天然素材の壁材であること、調湿・消臭効果もあるということでリビングダイニングの壁に取り入れることにしました。
お家ごはんが圧倒的に増え、お家焼き肉など匂いが気になる夜ご飯になることも多い我が家ですが、翌日まで匂いが残ることはまずありません。
本当のところ…、私は漆喰壁に憧れていたのですが、漆喰壁は予算だいぶ跳ね上がります。
それに比べて「オン ザ ウォール」は予算を抑えることができ、漆喰壁の効果が期待ができ、強度もある!
ということで漆喰壁は諦め「オン ザ ウォール」を採用しました。
クロスにはない塗り壁ならではの「塗りムラ」がいい味を出してくれています。
クロスだと長年使うとどうしても剥がれてきたり、浮いてきたりしてきます。
20年住んだリノベ前の自宅も剥がれてしまっていた部分がありました。
塗り壁は半永久的に使えるところもメリットの一つと言えます。
「オン ザ ウォール」の素材はビニールクロスほどの色の種類はありません。
(ビニールクロスは今や何百種類の中から選択できます。)
優柔不断な私たちには逆によかったかもしれません。
壁の色ってサンプルをみることはできますが、全面塗るとどうなるのかがわからないまま決めないといけないところがあるので、出来上がるまではドキドキでしたが理想の壁になって一番のお気に入りスペースになりました。
構造上取り除けない柱はタイル張りに
我が家のテレビ側の壁の横には構造上取り外せない柱があります。
この柱のせいでリビングが少し手狭に感じてしまっていたので、マンションの構造上取り除けないとわかった時はがっかりしました。
そんな時、設計士さんがこれを逆手に取って魅せる柱にしてみては?
と提案をいただきました。
その魅せる柱というのが天井までタイル張りにするという提案でした。
タイルって洗面やキッチンで使うイメージだったので、リビングの柱をタイル張りにするなんて!!とすっごくワクワクしました。
色々なタイルを調べて、サンプルを取り寄せてもらいました。
アクセントカラーにした壁と同系色のグレイ系のタイルとも迷いましたが、
・ブルーグレイの壁で十分なインパクトになると思ったこと。
・できるだけ明るいイメージの部屋にしたい!
という理由からタイルは白で張り方を「ヘリンボーン」という張り方にして、張り方にインパクトを出してもらいました。
このタイルは「平田タイル」さんのものです。
洗面も同じタイルを使っています。
インターネットの画像検索をするとタイルの施工事例が山ほどでてきます。
その中から選んで指定しました。
当時は1週間くらいタイル画像を見漁っていました…。
白色のタイルなので隣のブルーグレイの壁との相性もよく柱が邪魔!と思うこともなくなり素敵に我が家になじむことができて大満足です!
一番長い時間過ごす場所のインテリアにはこだわりを!!
壁の色を決めることもタイルの種類、張り方、タイルの目地の色。。。
本当に決めるのに時間がかかりました。
一度決めてお伝えしては、やっぱり待って!こっちにします!と何度も設計士さんとやりとりをしました。
仕事から帰宅し、パソコンを開いて気に入るものを探して、旦那と話し合うという作業は深夜に及ぶこともありました。
「もう時間ない!これでいいや!」と投げやりになった箇所もありましたが、一番長く過ごす場所(我が家の場合はリビングダイニング)は忙しくても納得いくまで調べて本当によかったなと思っています。
そんな苦労をしたからこそ特に愛着が沸いているリビングダイニングです。
リノベーションって自由に色々なことができてしまう分、打ち合わせ時間も長く決めることが本当にたくさんで、宿題(決めてくること)も本当に多いので大変なのはよくわかります。
でも今思えば、壁の色やそれぞれの素材など1つづつ選んでいく作業はリノベーションを考える中で一番楽しかったです。
特に一番長く過ごす場所のインテリはこだわって時間をかけて決めて後悔のないリノベーションを実現していただきたいなと思います。
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